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2022年04月12日

安心して過ごせる環境づくり

ようこそ!世界一褒められる教室へ


新年度が始まりましたね。
入学、進級おめでとうございます!

新一年生になった子どもたちは、保育園や子ども園に通っていた頃とは全く違った環境の中で、ワクワクしながら、ドキドキしながら、頑張っています。どの子も『一年生になった自信』でやる気に満ち溢れていて、頼もしく見えます。
「だって一年生になったから!」
「〇〇、一年生だよ!」
ことあるごとに、目を輝かせながら一年生になったことをアピールしています♡

進級した子どもたちも、新しいクラス、新しい先生、新しい毎日に、不安と期待を抱きながら過ごしています。

先日、新学期を前に、あるお母さんがこんなことを話してくれました。
「進級に伴った、事前の配慮がないことがとても不安です…

支援クラスに在籍する子どもたちの大半は、春休みの間に新しい教室を見せてもらったり、先生との顔合わせをしたり、少しでも安心して新学期をスタートできるような配慮が必要です。いくつもの学校で、それらがしっかり行われています。子どもや保護者に寄り添った、大切なサポートだなと思います。

新学期の見通しがないことで考えられるのは、子どもがかんしゃくを起こしたり不穏になってしまう可能性です。しかもその可能性は限りなく100%に近い。
新しい環境の中で一日をスムーズに過ごすことが難しい。かんしゃくや不穏になると、気持ちを落ち着けたり切り替えたりするのが難しい。
そうなったら、先生に対して、周りのお友達に対して、子ども自身に対して、お母さんは申し訳ないと感じてしまうのです。

何のために配慮するのか、誰のために配慮するのか。
その時、その場面で、必要な配慮と工夫を最大限にしてあげることで、子どもたちが『生きやすい』と思える環境に変わります。
落ち着いて過ごせたこと、安心して過ごせたことが成功体験になって、『頑張れた自分』への自信に繋がっていきます。

子どもたちが、安心して力を発揮できる環境が一つでも多くありますように。


明日も良い日でありますように!






Posted by キープこども財団 at 15:24